21.加圧トレーニングによる肩のトレーニング2
今回は、加圧トレーニングで行う、肩のトレーニング種目でアイソレーション種目の代表格であるサイドレイズをご説明します。
このサイドレイズは、三角筋の中部を刺激し、機能としては肩を外側に挙げる外転の機能になります。やり方は次の通りです。
- 両手にダンベルを持ち、姿勢をまっすぐに立ちます。
- 肘を少しだけ曲げ肩をゆっくり外側に挙げていきます。
- 肩を挙げる角度は肩と肘が平行になる、外転90度まで挙げるのが目安です。
この時の注意点は、反動をつけたり、体を後ろに反らすと筋肉に刺激が伝わりません。
以上のようなやり方で行います。
加圧トレーニングは腕の付け根に圧を加えるため、肩を外転させると、締め付けられる感覚が強く感じる方や、外転90度の近くで痛みを感じる方もいます。
しかし、圧迫感や痛みは、体に悪影響を及ぼすものではありません。
加圧トレーニングでサイドレイズを行うと、美容的には上半身のメリハリのある体になり、健康的には四十肩など肩の障害を予防する効果があります。
特に、四十肩などの老化による肩関節の障害は、肩関節内にある滑液(関節の動きをするオイルの役目)が減少または枯渇する事で引き起こる障害です。
ですので、サイドレイズなどの動きを定期的にする事で予防と改善につながる可能性があります。
加圧トレーニングでは、ウォーミングアップなどに入れると良いかもしれません。