26.加圧トレーニングで行う肩甲骨トレーニング3
今回も前回に引き続き、加圧トレーニングで行う、肩甲骨のトレーニング種目についてご説明します。
今回のトレーニング種目は、ラットプルダウンです。
加圧トレーニングでないトレーニングでは、ラットプルダウンはメジャーな種目であり、効果も高いトレーニングです。
通常のトレーニングジムなどでは、専用のラットマシンで行う事が多いですが、当サロンではバットを使って行います。
やり方は以下の通りです。
- バットなど、ストレートバーの両端を順手で持ち、腕をまっすぐ伸ばします。手幅は肩幅よりやや広めで行います。
- 姿勢は立位(または座位)の状態で、胸を張りまっすぐの状態にします。
- そのまま、肩甲骨を寄せながら、バーを首の後ろ(または胸の前)に持って行きます。(肩甲骨の下方回旋)
このトレーニングは腕の力を抜き、肩甲骨を寄せる事だけに集中します。
腕の力を抜くポイントは、小指と薬指だけに力を入れ、親指に力を入れない事が大切になります。
加圧トレーニングにおけるラットプルダウンは、腕の力が入りやすい傾向にあるので、やや圧を低くして行うと良いかもしれません。
バーを前に下ろしたら背中全体に効果が現れ、首の後ろに下ろすと、上背(背中の上部)に効果が現れやすくなります。