27.加圧トレーニングで行う肩甲骨トレーニング4
今回も、加圧トレーニングで行う肩甲骨のトレーニング種目についてお話します。
今回は、肩甲骨の動きをよくするシュラッグです。
シュラッグと言うのは、通常なら僧帽筋のトレーニング種目になりますが、少しやり方を変えると、筋肉ではなく肩甲骨によい種目になります。
やり方は以下の通りです。
- ダンベルを両手に持ち、まっすぐ立ちます。 ただし、ダンベルの重量はかなり余裕のある重さで行います。
筋肉を刺激するものではないために、重さは重要ではありません。 - 肩の力を抜き、そのままの姿勢で肩をすくめます(肩甲骨の挙上)
- 肩をすくめた状態から肩を後ろに回しながら下ろします。
※通常のシュラッグは、重いダンベルを扱うため、安全性の観点から、肩を回すのはよくありません。 - この動作をゆっくりと行い、常に肩甲骨を動かす事を考えます。
以上になります。
加圧トレーニングで行うシュラッグは、腕を下ろした状態での種目になるので、疲労感が強く人によっては、動作の継続が難しいかもしれません。
そんな時には少ない回数を行い、短いインターバルを取って、無負荷で行うショルダープレスの動作などを行った後で、またシュラッグに戻ると言う方法もあります。
加圧トレーニングで効果の高いダイエットには、肩甲骨の動きは必要不可欠なものなので、ぜひ取り入れたい種目です。