28.加圧トレーニングで行う肩甲骨トレーニング5
今回も、加圧トレーニングで行う肩甲骨のトレーニング種目についてお話します。
今回は、肩甲骨全体の筋肉を刺激するデッドリフトです。
デッドリフトは、トレーニング種目のビッグ3と呼ばれる種目であり肩甲骨周辺のアウターマッスル(外側の大きな筋肉)とインナーマッスル(内側の小さな筋肉)の両方鍛える事ができるコンパウンド(複合関節)種目です。
やり方は以下の通りになります。
- ダンベルを両手に持ち、足幅を肩幅より広めに開き、まっすぐ立ちます。
- ダンベルを持つ手は、力を抜いて腕を伸ばします。
- 体をまっすぐに保ったまま、膝を曲げて腰を落としていきます。
- 腰を落とした状態から立ち上がり、膝が伸びきった時に、肩甲骨を寄せるようにします。(上腕骨の外旋)
以上になります。
加圧トレーニングにおいて、デッドリフトはあまり行われていない種目だと思います。
ただ、加圧トレーニングでデッドリフトを行う点で、肩甲骨のトレーニングをする場合には、腕に加圧ベルトを巻き、腰や脚を鍛える場合には、太ももに加圧ベルトを巻き付けると、非常に効果的です。
デッドリフトは、動作がしやすく、なおかつ多くの筋肉を動員するという点で優れたトレーニング種目だと言えます。
加圧トレーニングの際にも、様々なバリエーションで行ってみて下さい