36. 加圧トレーニングによる腕(上腕二頭筋)のトレーニング
今回は加圧トレーニングにおける腕(上腕二頭筋)のトレーニング法についてお話します。
加圧トレーニングは四肢(腕と太もも)の付け根に圧を加えて行うトレーニングのため、上腕二頭筋のトレーニングを加圧トレーニングで行うと、非常にキツく、効果を実感できる部分になります。
今回の種目は、スタンディングバーベルカールです。
やり方は以下の通りです。
- バーベルを肩幅より少し狭いぐらいに持ちます。
- この時のグリップはスピネイティッドグリップ(逆手)です。
- 姿勢をまっすぐに保ち、体を後ろに反らさずに腕を曲げていきます。
- バーベルが顎の辺りに来るイメージでバーベルをコントロールしながら挙げていきます。
- トップのポジションに来たら、腕の筋肉を強く緊張させ、挙げてきた軌道を変えずに腕を伸ばしながら、バーベルを下げていきます。
この種目の注意点は、チーティング(体の反動)を使ってしまうと、簡単に重い重量をあげる事ができてしまいます。
しかし、それは筋肉を動かしているのではなく、体の関節に負担をかけているだけなので、怪我をするリスクが高まります。
体を後ろに反らす、肩を大きく動かしながらのバーベルカールはやってはいけない動きです。