38. 加圧トレーニングによる腕(上腕二頭筋)のトレーニング3
今回の種目は、ハンマーカールです。この種目は厳密に言うと、上腕二頭筋ではなく、腕撓骨筋に対する種目です。
やり方は以下の通りです。
- ダンベルを片手に持ち、グリップをニュートラルポジション(手のひらを体側に近づける持ち方)にします。
- 肘をしっかりと固定したまま、腕を曲げて肘の周辺、上腕筋や腕撓骨筋を収縮させます。
- トップのポジションで筋肉を収縮させ、2秒間アイソメトリックさせ、その後はゆっくりと肘を伸ばしていきます。
- を伸ばす角度ですが、完全伸展すると、筋肉の緊張が取れてしまうので、軽く曲げた程度まででストップさせます。
加圧トレーニングでハンマーカールを行う時に、注意する点は加圧ベルトを巻いている状態になるため、肘を体側に近づけにくい状態になります。
加圧トレーニングで行う場合は、多少肘に余裕をもたせ、カールしても良いかもしれません。後、1セット当たりに対するレップ数ですが、上腕筋や腕撓骨筋は、筋線維の割合からタイプⅠが多く、持久性に優れているため、回数はやや高めの15~20回ぐらいで行うと良いと思います。