40. 加圧トレーニングによる腕(上腕二頭筋)のトレーニング5
今回の種目は、スクリューカールです。
この種目は、上腕二頭筋を一つの筋肉として捉えるのではなく、上腕二頭筋を長頭と短頭に分け、それぞれの筋肉を刺激する種目です。上腕二頭筋長頭の筋機能は、肘関節の屈曲であり、上腕二頭筋短頭は、手首の回外です。
やり方は以下の通りです。
- ダンベルを両手に持ち、まっすぐに立ちます。 ②バーベルカールと同じ動きのように、肘をまいて行きますが、その際に手首を外側に捻りながらダンベルを上げていきます。
- トップのポジションまでしっかりと巻き上げたら、捻りも最大にして、筋肉を収縮させます。
- その状態からスタートポジションまで戻していきます。
この種目の注意点は、肘関節の屈曲(肘を曲げる事)と手首の回外(手首を外側に捻る事)を一連の動きにしてしまわず、動作の意識を分離させて行う事が大切になります。
加圧トレーニングで行う場合のスクリューカールは、最大屈曲時に、上腕二頭筋の周辺に、締め付けられるようなキツさや、少しの痛みを感じるかもしれません。
とにかくスクリューカールの特徴は、上腕二頭筋の短頭をしっかりと効かせる事が目的です。